大学受験の小論文の勉強はどうしたらいいのですか?

小論文

小論文の勉強をどうしたらいいのか?よく聞かれる質問です。はっきり言います。小論文とはあなたの頭の中身を見せてくださいという入学試験なのです。さて、どうしましょうかね。

小論文の試験は「あなたの頭の中身を見せてね」という試験です

小論文の勉強で何が勝負を分けてくるか?

頭の中の引き出しの数です。

与えられたテーマに関して書くときに、何を書くかが大事なんです。

何を書くか=あなたの意見、主張を書きますよね。

その時に自分の意見の源になるのは、あなたの知識です。

どれだけ本を読んできたか?

受験生に本を読んでねと言っても

「本を読む時間があるなら勉強したい」と返事してきます。

中学2年の夏休みの宿題 新潮社の100冊を読破せよ

中学校2年の夏休みの宿題が「新潮社の100冊を読破せよ」でした。

100冊全ての読書感想文を書けというのです。

夏休みの期間で100冊読むということは、一日3冊読んでも無理な状況です。

そこで、どうしたか。

同級生5人と手分けして読んだのです。

一人20冊です。

対象の文庫本は全て図書館で借りました。

図書館にない本は買いました。

全員で読んで8月の15日に学校の集まって、書評をするのです。

読んだ人が「ストーリーはどうで、主人公はどうなった。」と解説をしてもらい他の生徒はメモをするのです。

でも、絶対にツッコミがくると予想した作品は全員で読むことにしました。

薄い本だと2時間で読み終わりました。

結果的に面白くなり、高校1年の秋までに100冊全てを読み切りました。

この時の達成感はなかったですね。

新潮社の100冊を読破した生徒は5名だけで、9月の授業で先生から鋭いツッコミがきました。

5人で手分けしていたのはバレていましたが、どの作品も斜め読みしていたから先生のツッコミに耐えられました。

この経験から本が好きになって、新書を読むようになったのです。

小論文の最高の勉強は「読書」だったりします。

小学生の作文の書き方と同じですよ。
何を書くのかを考えることです。

時間がない大学受験生の小論文対策はなんだろう?

NHKのニュースを見ること

朝6時のニュース
朝7時のニュース

特に7時のニュースはNHKのトップニュースとなります。
これを見てから学校に向かうという習慣が大事かもしれません。

新聞を読むこと

朝日新聞に限る必要はありません。
読売新聞、毎日新聞、地方の新聞でもいいと思います。

慶應義塾大学経済学部の小論文は、日経新聞のミクロ経済の記事が読めると楽に書けますけどね。
(慶應義塾大学経済学部の小論文対策に関しては別の記事に書きます。)

大事なのはニュースに対して、あなたがどう考えたかです。

ロシアはどうしてウクライナを侵攻したのか?
ウクライナとロシアの戦争を終結させるためには何をしたらいいのか?
国際連合は必要ないのか?国連改革とは何をすればいいのか?
ロシアのウクライナ侵攻の結果、世界的な食糧危機となってますがどうしてそうなったのですか?解決策はありますか?
中国は台湾に軍事侵攻するのでしょうか?
北朝鮮はなぜミサイルを撃ち続けるのですか?

世界中の地域で起こっている紛争についての解決策をどう考えるのか?
他にもたくさんありますよね。

殺人事件の件数が増えている日本 どうして増えているのでしょうか?

答えの鍵は、新聞のオピニオン欄にあります

新聞はいろんな人の意見を記事に載せています。
有識者と呼ばれる大学教授や評論家さんたちにインタビューして、意見を記事にしています。
読者の意見を掲載しています。

最も読み込まなければいけないのは、この「意見」なんです。
人の意見を読み込む。
この事象、事件に関して、こんな考えの人がいるんだということを記憶に留めることが大事なんです。

小論文では
あなたの主張、意見を書く。
その理由、根拠を書く。
まとめを書く。

この3部作でいいのです。

あなたの意見だけではなく、他の人の意見も書くことがあってもいいのです。
というか、他人の意見に対して反論していく小魯文でもいいのです。

大事なのは
あなたが出されたテーマに沿って書く知識と自分の意見をかけるかが合格の分かれ目になります。

文書を書く練習

大学入試では小論文は「手書き」です。

日頃SNSでスマホに打ち込むの得意な受験生は、手書きで文章を書くということに慣れていません。

原稿用紙のマス目に文章を書く時に変な違和感を覚える受験生が少なくありません。

得意の「!」「?」「キャピキャピ」などのSNS用語を使えないのです。

普通に文章を書く。
マス目に書く。
文章を書くルールに則って書く。

原稿用紙はA4サイズのものを買ってきて、文章を書く練習をしてください。

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